J-DSの主要な業務領域は、東京民放5社の地デジ放送の送信に関する仕事ですが、そこで取得した送信技術のノウハウを利用して、日本各地の民放やNHKからもお仕事を頂いています。下の写真は、日本有数の豪雪地方に建設~開局したAMラジオの受信改善のための「FM補完局」です。テレビだけではなくラジオも手がけています。
この地域では、テレビ放送はもちろん、AMラジオもかなり受信しづらいことから、地元の熱い要望を受けてようやく建設に至ったものです。この市では、50年以上ぶりのラジオ局建設ということで、地元の方々の期待の高さが分かります。
今回建設した局舎は、新たに設計したシェルター(構造物)を採用しました。従来品に比べ、構造体を大幅強化し、より頑丈なものとなっております。また、部品レベルからの再設計により、15年間のメンテナンスフリー化も実現しました。
J-DSではこの中継局建設にあたって費用対効果の高い工事手法等を提案しその結果、局様からのご指名を頂くことができました。
このFM補完局だけにとどまらず、2001年の設立時から現在に到るまで、下記の様な数々の中継局の建設も手がけてきました。
特に、北海道地区では2008年の秋から2010年の秋までの僅か2年で28の中継局を建設したことに対し、在北海道のNHK様、並びに民放5社様より感謝状を頂いております。
県名 | 施工数 |
---|---|
北海道 | 28局 |
秋田 | 34局 |
山形 | 1局 |
宮城 | 1局 |
福島 | 3局 |
長野 | 31局 |
鳥取・島根 | 1局 |
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